ログインパスワードは意味がない理由
パソコンにログインパスワードを設定されている方は多いと思います。もし紛失して他人にパソコンを開かれたくないから。他人に勝手に中を見られたくないから。そんな理由がほとんどだとだと思います。
しかし、このログインパスワードは意味がないんです。その理由は簡単です。あるソフトを使えば、簡単にパスワードが分かるからです。パスワード解析ソフトというものがフリーソフトであります。
簡単なパスワードであれば、数分でパスワードが読み取られてしまいます。本来、このソフトは忘れてしまったパスワードを探すためのツールとして配布されています。
ログインパスワードは意味がないもう一つの理由
これを知っている人の中には悪用する人がいるかもしれません。また、もしパスワードが分からなくても、パソコンからハードディクスを外せば、中のデータは簡単に読み取ることができます。
実際にハードディスクを外して読み取りをしたことがある人は分かると思いますが、そう簡単な事でもありません。Windows10などのパソコンでは、読み取ることが出来ないからです。
しかし、Linuxという別のOS(オペレーションシステム)のパソコンを使えば、普通にアクセスできるようになるのです。
ログインパスワードの必要性についてまとめた理由
このように、ログインパスワードはすぐには開けないための簡易の施錠として使う必要があります。もし、本当に確実にアクセスされないように管理する為には、NASやファイルサーバーといった専用の保存媒体が必要になってきます。
個人で利用するにあたり、ログインパスワードを複雑なものに設定している方がいらっしゃいました。ツールでの解析はこれで防げますが、盗難にあった時の対策としては不十分です。また、普段利用するのに、毎回長いパスワードを打ち込まれているのを見て、使いづらそうだな…と、思ったのでまとめさせて頂きました。
私はパソコンのログインパスワードは、とても簡単なものに設定しています。しかし、データは厳重に別の場所に保管・バックアップをしています。