アマゾンの架空請求詐欺事件のニュースを見て
架空請求詐欺のニュースがありました。アマゾンで未納料金があるので支払いを督促するメールです。支払わないと定額訴訟を起こすとの一文もあり、見た人はドキッとしてしまうような文面です。
この詐欺メールを知ったきっかけはニュース前でした。義理の妹さんより電話があり、「こんなメールが来ているんだけど」と、相談があったんです。
当然ながら、定額訴訟を起こすとの文面は通常内容証明で送られて来ます。また、アマゾンがメールで訴訟を起こすなんて内容のメールを送る訳がありません。
こんな内容に騙される人なんて、そうそうはいないだろう…。そう思ってたところのニュースです。ニュースでは、騙された人が結構いることを報道していました。
実はセキュリティ対策の仕事をしている私も、詐欺で騙されたこともあるし、騙されそうになった事は沢山あるんです。騙される人は何も気を付けてないわけじゃないんです。騙された私がその理由を説明させて頂きます。
気を付けていても騙される理由
騙されるきっかけは、「タイミング」です。たまたまアマゾンで大きな金額の買い物をした後だったらどうでしょう。たまたま、支払いがうまくいかなくてエラーが出た後だったらどうでしょう。
そのタイミングで「支払いが滞っているので支払ってください。」なんて来たら信じちゃいますよね。自分が騙された詐欺も、このようなタイミングがバッチリだったから支払ってしまったんです。
詐欺請求を見分ける方法
メールでの請求・支払督促は全て詐欺と思っておくことが重要です。少なからず本物があるかもしれません。しかしメールで督促・請求する会社は無視して大丈夫です。
もし本物があったとしても、そんな方法で請求する会社が悪いんです。迷惑メールと判断されて、読まれない可能性のある手段で請求する会社なんて、その程度です。
もし電話・ハガキなどで請求を受けたとしても疑ってみるのは重要です。手口が巧妙になっているので、相手の連絡先・住所などを手に入れたら、メールだけでなく色々な手段を使ってくることも忘れないようにしてください。