市販のアンチウイルスソフトは必要?
パソコンのサポートを長年続けていて一番聞かれるのが、「アンチウイルスソフトは何にしたら良いのか?」「入れた方がよいのか?」といった質問です。
パソコンを頻繁に使う人にはウイルスバスターをおすすめしていました。その理由は、自分も20年以上使っていて、一番使い勝手が良く安心できるからです。当然販売されているアンチウイルスソフトは全て試してみての結論です。
しかし、週に1度ほどしかパソコンを使わない方に、ウイルスバスターをおすすめするのは間違っていると感じています。ウイルスに感染する確率も低ければ、感染するような使い方をしていない。また、感染したからといってパソコンに大事なデータをたくさん保存されている訳でもない。こういった理由で、高額・高性能なアンチウイルスソフトは必要ないと考えています。
無料のアンチウイルスソフトならコレがおすすめ
そういった方におすすめするソフトがあります。それは、Windows Defenderです。ソフトと言ってもWindows10には最初から利用できるようになっています。設定から開くとちゃんとスキャンもできるのです。
以外に標準でアンチウイルスソフトが搭載されていることを知らない方が多いのです。簡単な使い方と、普段からこのソフトが守ってくれていること。ウィンドウズアップデートをちゃんと行っていれば、安心できることを伝えています。
無料のアンチウイルスソフトでも良い理由
長年見てきていますが、Windows Defenderを使ている方でウィルスに感染した方はあまりいません。むしろ、市販されているアンチウイルスソフトを導入している方のほうがウイルスに感染する確率が高いことも分かりました。
利用されている方の動向を調査すると、その理由も分かりました。そもそも、ウイルスに感染しやすいサイトややりとりを頻繁にするので、より安心できる市販のアンチウイルスソフトを入れるということです。
無料のアンチウイルスソフトを探している方は、こういった事を参考に、市販のものにするか、Windows Defenderで良いかを判断されると良いと思います。