ドコモのdポイント盗難事件から学べること
ドコモのdポイント盗難事件にみる、自分でできるセキュリティ対策の方法はあるのでしょうか。今回はドコモの代理店に保管されている顧客データが流出し、そのデータを悪用されることで起きました。
dポイントを使った覚えがないのに、勝手にポイントが減っていたという方が300人程いたそうです。実際の流出件数は数千件です。ポイントが多く貯まっている方から標的にされたようです。
また、先日ポイントを使ってiPhoneを数千台購入されたというニュースがあったばかりです。その対策として、二段階認証というシステムが導入されました。
この対策によって次の被害は出ないだろうと考えていたところのニュースです。簡単には防げない被害だというのが良く分かります。
かといって、たくさん貯まっているポイントを奪われるのは腹立たしいものがありますよね。そこで、このようなポイントの盗難は、どうすれば防ぐことが出来るのか考えてみました。
3つのポイント防衛手段
ポイント防衛の1つ。貯まったポイントはこまめに使う。地道な方法ですが一番効果がある方法とも言えます。狙われるのはポイントが多く貯まっているユーザーからです。数百ポイントくらいでは、スルーされる可能性が高いと言えます。
次に、パスワードを定期的に変更することです。被害が出ているのはIDに加えてパスワードも一緒に流出したから起こったことです。流出後にパスワードを変えていれば、被害に遭う事は無かったでしょう。
ポイントを守る一番の対策
最後に「他のポイントに交換する」という方法があります。dポイント5000を2500マイルに交換することができます。より安全性の高いポイントに交換しておくことで、盗難に遭う危険性を下げることができます。
今回のケースでは、ニュースでデータ漏えいがあったことを知った時点で、上記のどれかの対策をしていれば、防げたとも言えます。ポイントを守る一番の対策は、ニュースや情報を知ったら早めに対策をすることと言えるかもしれませんね。