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メルカリの利用制限を厳しくしたあの変動【アカウント停止の引き金】

メルカリの利用制限の原因を作った出来事

メルカリの利用制限がチラホラと聞かれるようになったのは8月に入ってからです。そこから「自分も利用制限を受けた」という報告が続々と続き、今現在も利用制限を受けた方が増え続けています。

この利用制限を受けた方の報告が出始めた時期と、ある時期が一致するのです。そのある時期とは、メルカリの株価が急激に下落を始めた時期です。それまでも徐々に下げてはいましたが、夏休みの宿題問題で、その下げが加速したのです。

メルカリのマザーズ上場から見える原因

今年の6月にメルカリは東証マザーズに上場しました。その株価は、5,300円でした。しかし株価は下げ続け、8月中旬には最高値から3割近くまで下げ続けました。

会社にとって株価は業績をも左右する大事なものです。そんな中、文部省より宿題の出品に対する警告を受けることとなり、株価の下落は続くこととなりました。最終的に9月中旬には、最高値より4割以上下落して一旦下げ止まりしました。

これは、利用制限を強化した事が話題になり始めた時期と一致します。株を取引きする投資家は、メルカリの規制強化に対する姿勢を見ています。そして株価もそれにつられて回復してきているのです。

メルカリの規制をもを左右する株価

メルカリの経営陣としては、規制を行い取引きを正常化することで株主の信頼を回復したいと考えています。今までは取引き額と手数料収入の拡大だけを考えていたような、規制と言っても過言ではない対応をとっていました。

しかし、上場をしている一企業としては、そのような事を続けていては株価に影響を与え、経営自体にストップがかかる状況を招く恐れが出てきます。こういった経緯から、メルカリでは今まで以上に厳しい規制になってくるのは間違いありません。

本人確認の厳正化、取引き上のルール順守、違反している出品物の取り締まり。とりわけ、これらの対応には厳しくなると考えられます。利用者にとって一番の回避方法は、「今まで大丈夫だったから…」と、いう考えを修正する必要が出てきている言えます。

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