ファーウェイのスマホは危険?
このほど、ファーウェイのCFO (最高財務責任者) がカナダで拘束されたというニュースがありました。なんでもパスポートを複数発行して、アメリカの制裁に関する違法取引きに反していたというものです。
表面上は、こっそりと違法な取引きをした事が拘束の理由となっていますが、実際はファーウェイの販売するスマホにスパイ機能が盛り込まれており、そのスマホを使っているアメリカの重要なポストについている人間が複数いた事も関係していると考えられます。
国家の重要なやりとりが、全て中国側に筒抜けになっている事に危機感を感じたアメリカは、ファーウェイのスマホの利用を制限しました。
日本で販売されているスマホの大半は、アメリカ (アップル)、ファーウェイ (中国)、ASUS (台湾)です。
ファーウェイだけじゃないスパイ行為
日本純正のスマホもありますが、値段が高い割に機能や性能不足で売れていません。
実は私もファーウェイを使っています。時々、勝手にカメラ撮影時に付くランプが点灯したり、身の覚えの無いページや設定が勝手に変わっていたりと怪しさ満載のスマホです。
ただ、安くて性能が高い為に、セキュリティの不安があることを承知で購入しました。購入してから、スマホには出来うる限り個人情報を入れていません。GPSもオフにしています。自分側のカメラにはテープを貼っています。氏名や情報も実際とは違う物を使ったりして、カモフラージュしています。
ここで疑問に思われるのは、「なぜそんなことまでしてセキュリティが不安なスマホを使うんだい?」と、いうことではないでしょうか。その理由に簡単に答えるとすれば、「どれも同じだから」と、答えます。
アメリカのアップルだってユーザーのデータは収集しているだろうし、スパイ行為なんて中国よりも高度に行っていると思ってます。ふだん使っているパソコンだって、Googleにありとあらゆるデータを収集されています。
スマホのセキュリティを高める唯一の方法
自分が見たサイトに関連する広告が表示されて、驚いた事はないですか?それも、パソコンで見たのにスマホで表示されたり…。
結局、日本のスマホを使っていれば、安心とは言えないんです。ブラウザが Google Chrome だったら意味がないんです。だから自分は、どのスマホを使おうが、個人情報は全て筒抜けになっていると思って利用しています。
これからのセキュリティは、機器を選ぶ対策ではなく、使う人個人の意識が重要になっていると思います。本当に大切な情報は、スマホ・パソコンには入れないようにする必要があると思います。