先日、アンドロイドスマートフォンのシステムを更新しました。更新する前から使っていたアプリが動作不良を起こしました。どうしても使いたい機能だったので、アプリの再インストールや色々な事をやってみました。
出来る事を全て試してみたのですが、結局改善しませんでした。システム更新後に起こった不具合なので、それに原因がある事は確かです。システムを以前の状態に戻すには、スマホ自体を初期化するしかありません。
たくさんのアプリをインストールし、LINE、メール、ペイペイ、ツムツム、にゃんこ大戦争などを使っています。全てのアプリを復元できるように準備して、初期化を行いました。
初期化して元の状態に戻すのに5時間以上かかりました。もう二度とやりたくない作業なのは間違いないです。そうして、肝心の不具合はというと…
無事、元通り動作するようになりました。元通りというよりも、以前よりも動作が早くなったくらいです。不具合が起きる前に一度システム更新をしていました。
その一度目のシステム更新自体で、不具合の前兆のようなものがあったのです。今回はスマホのシステム更新での不具合ですが、パソコンのウィンドウズでも似たような体験をしています。
ウィンドウズアップデート後に起きた不具合
毎週、第二水曜日にウィンドウズの定期アップデートがあります。重大なセキュリティ問題の修正や、ウイルス対策の為のデータを更新する作業です。
このウィンドウズアップデート後にパソコンの調子がおかしくなる事が、今までに何度かありました。パソコンが起動しなくなったという方も多くいます。
これは、ウィンドウズアップデートのプログラム自体にバグがあった事が原因です。バグとは、プログラムミスのことです。バグが見つかると、ウィンドウズアップデートが追加で提供されるのですが、インターネットにつながらくなってしまったり、パソコン自体が起動しなくなってしまう症状は、改善のしようがありません。
私は仕事で会社のコンピュータメンテナンスを行っているのですが、ウィンドウズアップデートは自動ではなく、手動にしています。第二水曜日以降、バグが報告されていない事を確認してアップデート作業を行っています。
特にバグはなくても、アップデート以降の最初にパソコンを立ち上げた時に自動アップデートが実行されてしまうと、一時間程パソコンが重くて使えなくなる事がありました。会社のパソコンの台数が多いと、一斉にダウンロードが始まり、ネットワーク接続状況も悪くなってしまうんです。
今まで会社のパソコンは必ず手動にしておく必要があありました。個人でも、自分でちゃんと更新をしている方は、手動にしておくと便利だったんです。
でもこれは、Windows 7 までの話です。Windows 10 になってからは、手動に切り替える事ができなくなりました。自動更新をオフにしても、勝手に戻ってしまう仕様になりました。色々と設定を変えても、自動にされてしまうんです。
セキュリティ上は、自動更新が一番望ましいことは分かります。しかし、環境によっては、一斉に更新が始まること自体が不具合になってしまう事があります。悩ましい仕様ですが、強制的に手動にするアプリや設定方法はあるものの、良く理解せずに使う事の方がより危険になってしまうので、ここでの説明は割愛させて頂きます。