セキュリティで気を使わなければならないのは、ウイルスやスパイウェアのようなプログラムだけではありません。
このほどセキュリティソフトでトップシェアをほこるESET(イーセット)の発表によりますと、楽曲自体がパソコンをクラッシュできることが発表されました。
そのクラッシュさせる仕組みとは
ある領域の音程をスピーカーから流すことで、ハードディスクのプラッターとい言われる読み取り装置が振動します。その振動により、ディスクからデータを読み取りできなくなります。
そして、限界を超えたときに、クラッシュするというものです。
ブルーノート攻撃の語源は、音程を意味する「ブルーノート」と、パソコンがクラッシュする時に出る「ブルースクリーン」から来ているようです。
ごく稀に、「パソコンに何も異常が無くてもシャットダウンしてしまった」と、いうことを聞きます。そういった不具合の原因として考えられるのが、振動や共振などの現象によるものだった。そんな推測が頭をよぎります。
今後は、楽曲に特定の音域のデータが含まれる場合も、「ブルーノート攻撃の可能性あり」なんて表示が、セキュリティソフトで出る時代になるかもしれませんね。