ニュースを見ていると「おとなドリル」という教育図書株式会社が出版予定の本を知りました。
この本は、全国の中学生・高校生が社会に出る前に学んでおくべき社会の仕組みについてマンガで学べるものです。社会の仕組みと言っても、学校では決して教えてくれないクレジットカードの仕組みや、契約に関する注意点、家計管理などです。
クレジットカードのリボ払いの意味を知っていない人は、大変なことになっていると聞きます。元本は減らないのに、利子だけを永遠と払うような仕組みです。
大人でさえ知らない、社会の落とし穴的な事は若いうちから学ぶべきだと思います。パソコンのセキュリティの世界においても、画面をクリックしただけでは契約にはなりませんし、連絡は決してしてはいけません。
なのに60才にもなる大人が、なんの迷いもなく画面に出た請求額を払ってしまっているんです。それから、パソコンを使って取引きをする時は、気を付けることが沢山あります。
安易に個人情報やクレジットカード番号を入力しては危険です。昔、ある悲惨な話を聞いたことがあります。息子が勝手に父親のパソコンを使ってウイルスに感染させてしまい、会社の重要機密データがインターネット上に広まってしまったそうです。
その父親は会社をクビになり、一家も離散してしまったというのです。高校生だった息子が、原因とは言え、このような事になる危険性を知っているはずもありません。
話は戻りまして、この「おとなドリル」には、そういった学校では教えてくれない大切な事がつまってといる感じました。予定では学校関係者への販売だけだそうですが、SNSではすでに一般販売の希望が殺到しているようです。