ブラウザクラッシャーという脅威
最近、増えてきている「ブラウザクラッシャー」と、いう脅威。サイトを開くと、「あなたのパソコンはウイルスに感染しています~」という音声メッセージと共に、対策方法を説明する画面が出ることがあります。
こういった表示が出るのは、パソコンに悪意のあるソフトをインストールしようとしている時や、詐欺を行おうとしている時に出ます。知っている人なら、「また、表示されたよ」と、思って閉じる、大したことの無いものだと考えている方もいるようです。
そういった方は、ちゃんとウイルス対策をパソコンに施しており、絶対的な安心感の元、パソコンを利用している方が多いのです。しかしです。ブラウザを立ち上げた時に、なかなか開かない事や、パソコン自体の起動が遅くなったことはありませんか?
ブラウザクラッシャーの症状
それは、先ほどの表示が出るとともに、パソコンのブラウザを破壊されている可能性があります。起動時に読み込むプログラムを変えられたり、設定を変えられる事があります。時間がかかるのはその為です。
ウイルス対策をちゃんとしているから、何も起きていない可能性も充分あります。悪意のある動作を、ウイルス対策ソフトが止めている状況で、パソコンが悲鳴を上げながら頑張っているのかもしれませんよ。
こういった症状は、少しすると治ることもあります。それは、ウィンドウズアップデートなどで、攻撃されて書き換えられた箇所を修復しているものもあるかもしれません。また、新しくプログラムが更新された事で、古い破損したファイルが必要なくなった可能性もあります。
ブラウザクラッシャーの最善防御策
こういった症状で言えることが一つあります。もし、頻繁に悪意のある表示が出る方は、なるべく精度の高いウイルス対策ソフトを導入しておく必要があるということです。
標準で付属している対策ソフトや、無料で入手できるウイルス対策ソフトでは、これらの事象を完全に防ぎきることは出来ないからです。今までたくさんの症状を見てきましたが、ちゃんと対策をしている方のパソコンは、簡単に修復する事ができ、最悪の状態にはなっていませんでした。