普段何気なくやり取りしているメールですが、セキュリティを気にしながら取り扱っている人はそれほど多くありません。
会社であれば、社内だけでなく外部とのやり取りもあるので対策ソフトを導入するなどしていますが、プライベートだと特に何もしていないという方もいます。
知らないメールを開封しないことや、データの添付があっても触れないようにするなど気をつけていたとしても、知らない内にウイルスに感染していたりする事はよくある話です。
メールに対してできるセキュリティ対策としては、広告や宣伝など、当たり前のように送られてくスパムメールと言われるもの。これらを受信する時に振り分けておくと、それだけでもセキュリティ対策になり、管理も楽になります。
ウイルス対策ソフトには、これらのスパムメールを自動で判別してくれるものがあります。自分で判別設定をするのは大変ですが、こういったソフトを利用すれば、簡単に振り分けをしてくれます。
ウイルスが感染する経路としては、添付ファイルやURLなどを本文に組み込んだりしたものが大半です。こういったメールを自動判別してくれる対策ソフトがあることで感染の危険を大幅に減らしてくれるはずです。
そして忘れてはいけないのが、情報漏えいです。メールを他人に読まれるなんて考えたことありますか?メールは受信をしなければ中身を見られないと考えている人が多いのですが、受信をしなくても、途中で読み取られることがあるのです。
勝手に中身を見られるかもしれないメールにクレジット番号やパスワード、氏名などの情報を入れることがどれだけ危険か、知っていない方が多いのです。
近年では、メールの送信に暗号化できる方式が出てきて、読み取られないようなものもありますが、比率は少ないと言えます。また、パスワードが分かってしまうと暗号化の意味もなくなります。ですので、メールではなるべく大切なものは送らないようにすることが大事なんです。特に会社などでは、名簿をメール添付で送付するということは避けた方が良いでしょう。