ウイルスバスター

ランサムウェアに感染してもデータが暗号化されない保護機能

ウイルスバスターの便利な機能 【フォルダシールド】の詳細

もしランサムウェア等に侵入され、大切なデータを書き換えようとした場合、この機能が働き、書き換えを防いでくれます。

初期の設定では、大事なデータが保存されやすい場所が保護されています。

 

初期に保護されているフォルダ
・Documents (ドキュメント内)
・Pictures (写真用データフォルダ内)
・Dropbox
・OneDrive
・外付けの保存媒体 (USBフラッシュメモリ、外付けハードディスク等)

 

 

「フォルダシールド」の注意点

導入した状態で、ランサムウェアからほとんどの大切なデータを守ってくれます。

しかし、初期設定では「デスクトップ上のファイル」、「フォルダを作って保存しているファイルの一部」は、保護の対象になっていません

「追加設定」を行うか、大事なデータは保護されたフォルダに保存する必要があります。

 

「フォルダシールド」設定の場所

タスクバーの中のウィルスバスターアイコンの上で「右クリック」をします。

 

① メイン画面の表示をクリック。

 

② メイン画面の「データを守る」をクリック。

 

③ 「フォルダシールド」の項目の「設定」をクリック。

 

④ 途中で「概要の説明」や「パスワードの入力」画面が出てきます。
パスワード入力しOKを押します。

 

⑤ この画面で「フォルダシールド」のオンオフや、フォルダの設定を行います。

 

 

「フォルダシールド」を最適化する調整

大切なデータは、保護してくれるフォルダに保存する必要があります。

デスクトップや保護したいフォルダを自分で追加設定するのが最適です。

 

追加設定の方法

上記の手順で設定画面を開き、「フォルダの管理」ボタンを押します。

保護するフォルダの選択画面が出てきますので、追加したいフォルダにチェックを入れOKを押します。

最低でも「Desktop」にチェックを入れておくだけで、とても安心できる設定になります。

 

ウイルスバスターの便利な機能

 

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